生存記録

食べたものや日記を書いています

7月9日

昨日おととい移動が多かったのもあり、今日は午前中ホテルの部屋でのんびり......するはずだったのけれど、アテネからサントリーニまでのフライトを予約するのを失念していたため慌てて予約。正直、直前でも予約が取れるだろうと腹をくくっていたのだけれど大きな間違いだった。日中の時間帯はほとんどチケットが埋まっており、ようやく夕方や朝の時間帯を選択したら手荷物や座席指定でやたら料金がとられてしまう。こんなものだろうか......。とりあえず席がとれたのでよしとする。無事に移動手段が確保できればなんだっていい。

ジャミール・アーツ・センターで中東中心の作品を見た。思いがけず日本人の作品も。落ち着いていて良い場所なのに無料で入れる。そのあとドバイモールへ。ドバイモールを観察していて気づいたのは圧倒的に若者しかいないということ。ドバイはもともと出稼ぎで移住してくるひとがほとんどだから、老人の割合が小さくなるのは確かにそうなのだろうけれど、それでもやや異様に感じる。モールには子供の遊び場があり、駅では子供が走り回り、H&Mには子供がテレビを見ながらごろごろできるスペースがある。DiorもGIVENCHYも子供専用の店舗がある。日本では考えられない。逆にドバイにいる人たちが日本を見たらびっくりするのだろうか。

日曜で礼拝があるからか、正装した若者が多かった。

 

夜ごはんは迷ったすえにボスニアヘルツェゴビナ料理。レバノン料理もペルシャ料理ももちろん気になるのだけれど、ケバブは日本でもたくさん食べられるし、大皿のものが多い。ボスニアヘルツェゴビナ料理はモールのフードコートにあって、私は牛肉のパイと塩っぽいヨーグルト飲料を注文。美味しい。ドバイは料理のレベルがそこそこ高いのかもしれない。もちろんお金次第なところもありそうだけれど。ちなみにフードコートで一番賑わってて、かつ最も多かったのはハンバーガーショップだった。若者が多いからこそだろうか。

 

1日に5回、アザーンというイスラム教の礼拝を呼び掛けるアナウンス(というか歌?)が流れる国とも明日でお別れである。最初はびっくりしたけど数日で慣れた。多くの日本人はおそらく1日に何回も祈らないけれど、どの国のどの宗教の人間であってもただ日々をいきるのはしんどいものがあり、信仰やよすがとなるものが必要なんじゃないかなとあらためて思う。