生存記録

食べたものや日記を書いています

7月8日

朝起きて、やはり今日ルーブルアブダビに行こうと決意。高速バスにさえ乗ればいいので、nolカードというsuicaのようなカードにしっかりチャージして行く。

ドバイを離れるとあからさまに高層ビルが減り、荒廃した土地だけが見えてくる。もちろん工場みたいなものもあるけれど。どうしてこんなに暑いのに木が育つのだろうと思ってよく見てみたら、木の根本にホースが設置されていた。水やりしてまで草木を生やしているのか。

ルーブルアブダビは前情報通り、圧巻のたたずまいだった。美しい海の上に浮かぶ要塞とでもいうべきか。光の雨という屋根の部分は立派な作品で、エッフェル塔と同じくらいの重量があるらしい。万が一地震なんてきたらと考えてしまうのは日本人だからか。展示の内容は人類の歴史を時間軸で追いかける形で、ヨーロッパに限らずアフリカやアジアの美術品が並ぶ。お互いが貿易するようになって文化が流入してくる様を見つつ、時々窓の外に見える美しい海を眺める。

展示を見終えたあとにもう一度光の雨を見て、惜しみながらも去る。

夜はドバイ・クリークの側でhamour fishのソテーを食べた。どうやらクエらしい。青唐辛子のきいたソースをかけてより美味しく食べる。帰りは途中船にのって川を渡った。川を渡るという行為がなかなか好きである。

さすがに移動しすぎたか、疲れを感じる。キューピーコーワヒーリングと胃腸薬と...飲むべきものが多い。