臥せっているとどんどん鬱になるので外出。
新国立美術館で行われている「テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ」を観てきた。
平日だから空いているかなと思いきや、結構な人の量!
テート美術館の名前の強さだろうか。
展示は18世紀末からおよそ200年に渡って、様々な画家が光をどのように捉え表現してきたか追うもの。絵画だけではなくインスタレーションなども対象になっていて、見ごたえは充分。ターナーの絵はもちろんだけれど、ジョン・ブレットの心洗われるような絵画が見れたり、モネの描いたポプラの樹にほれぼれしたり。ポプラの樹の絵は気に入り過ぎてポストカードで買った。
光って良い意味だけに使われないな、ということにも気付かされた。雷だったり炎だったり、恐ろしいイメージにも充分効果がある。行ったり来たりしているとどんどん時間が過ぎていった。もし私が今この時代で光をどう描くかといったら、やはり同じように体験できるインスタレーションで、静かな作品にするかもしれない。きつい時代だから。
光といえば、ルーブル・アブダビの「光の雨」はすごく好きな作品だったので、いつかまた見たい。日本でも体験できるような場所があるといいんだけれど。
ウェッジウッドとのコラボレーションカフェが実は美味しくないという噂を聞いたので(でも美味しいといってる人もいるので個人の見解だとは思う)、横目にして見て一階のカフェで一息ついていたら再び腹痛が……。
帰って調べてみたら、コロナの後遺症ではなくやはりステロイド薬の副作用なんじゃないかと思い始める。しかし、こんな痛い状態で婦人科に行って検査なんてしたら痛すぎて泣くかもしれない。行きたくない。が、内科の医者には「ちゃんと行ってね」と言われる……。
すべては明日の自分に任せよう。