生存記録

食べたものや日記を書いています

9月18日 本当に9月か?

それも9月後半か?と思うほど暑い。暑くて出かけるのをやめようかと一瞬迷うほど。

今日は夕方、神保町のPHAROS COFFEEに行ってエチオピアを飲んだ。ここのコーヒーは本当に美味しい。神保町で一位、二位を争えるレベルだと思う。そこでしばらく「美麗島紀行」を読み進めた。台湾のことについて自分がいかに無知だったか思い知らされる。日本が統治していた時期がある、くらいしか認識できていなかった。二・二八事件のことはショックで、こんなにつらい目にあったから逆に日本がマシだと思ってくれたんだろうな…と考えてしまう。今度台湾に行くときは二二八和平公園に行ってみようかな。「悲情城市」という映画もあるようなので見てみたい。

家で本を読み終え、次は積読だった「台湾の歴史と文化」を手に取る。最近はすっかり台湾めいている。

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しかしこうして他国の歴史や文化を読み解いていくと、自分の国の歴史にも目を向けたくなる。教科書レベルのことは頭に入っていても、それがこの国の礎として息づいているか、もし自分が外国人だったとき、日本に降り立って何を感じるか考えてしまう。

昔、ベルリンを歩いたときは至るところにユダヤ人への鎮魂と戦争に対する責任を感じた。それが絶対的な正解だとは思わないけれど、これがベルリンなんだとしみじみ感じた。例えば東京だったら、かつて住んでいた人がしばらく離れて帰ってきたとき、懐かしいと感じられるところが失われていたりしないかな。特に東京は、なんでも建てては壊して…なので。

色々と考えを巡らせつつ、歩き回ってべたべたになった体をシャワーで流し、少し長風呂した。