生存記録

食べたものや日記を書いています

8月10日 台北の小さな場所たち

台北。以下、今回行こうと事前から思っていたところ3つ。

 

Pon Ding

pon-ding.com

涅槃に入るブッダの作品

涅槃に入るブッダ



一階がブックストア、二階がギャラリーとカフェになっている。ブックストアは個人で制作されたと思われる本やZINEが豊富にあって、どれもつい見入ってしまった。中国語で読めないものもあったけれど、英語で書かれていたり写真やイラストの多い絵もある。今は”108 Ways Of Entering Nirvana”という、仏陀が涅槃に入るときの姿を陶器の作品で表したものが見られて、それがとても可愛らしかった。クレジットカードが使えると知り、ついつい立方体の形をしたクレヨンまで買ってしまう。

湿地|venue

portaly.cc

建物の壁に描かれたサイケデリックな絵

建物の壁に描かれた絵

コワーキング、バー、ギャラリーと多目的なビル。階段や壁に施されたペインティングがどこか台湾らしさ、若々しさを感じさせる。ギャラリーで展示されていたのがストリートアーティストの作品で、小綺麗な掛け軸に過激にセクシャルな言葉が書き連ねられたり、女性の裸に言葉が書き連ねられたりしていた。ここでGoogle翻訳の力を発揮する。

Link Lion

www.linklionart.com

Link Lionの入口近辺

Link Lionの入口近辺


ギャラリー、カフェ、本屋が一体となったスペース。三越の目の前という好立地にあるにも関わらず静かでとても落ち着く空間。

この三つを回ったらなぜかとても満足してしまった。どれも規模はささやかなのだけれど、人間らしさを感じる。その後、華山1914文創園區にも出向いて、可愛らしい雑貨を買ったり美味しいお茶を飲んだりして楽しんだりはしたのだけれど、もっとこういう「個人で納得のいくものをこつこつ作ってます」という雰囲気の物に触れたくなって、定番の美術館などに行く気持ちが薄れた。
知り合いでギャラリーに詳しい人がいたのでいくつかリストアップしてもらい、明日はそのあたりを回るかもしれない。

台湾の人たちはどういうことを考えているんだろう。主語がやや大きすぎるけれど。どういうことに関心を持って、どんな表現をしているのかもう少し知ってみたい。