生存記録

食べたものや日記を書いています

7月27日 ハリーポッターを履修する

風邪をひいてしまい寝込んでいる。一人の医者はコロナではないだろうという見立てで、もう一人の医者は万が一コロナで喘息が発症するときのための薬をくれた。息苦しくなったら吸入器をもらいにいく予定。
抗原検査では陰性だったけれど、周囲では喉の風邪もコロナも両方流行っているのでとにかく養生するに限る。

寝込んでいるといってもずっと寝ているわけにはいかないので、ハリーポッターを見ることにした。なぜ今さらと思われそうだけれど、先日の旅行中、機内で最も見られていたんじゃないかと思う映画がハリーポッターだったのでなんとなく気になっていた。で、見始めてすぐに悟ったのだけれどこれは子供向けの映画とは言えないのでは…?というくらい、ダークな表現が多い。ディメンターとか、映画館で観たら子供は泣いてしまうのでは(昔ジブリの「ゲド戦記」を映画館で観たとき、子供が泣き出してしまう場面があったのを思い出した)。特にシリーズ終盤は信頼していた人への疑念、嫉妬などわりと観ていて辛そうな要素もある。小学生にはやや早いのではと勝手に想像した。

で、面白かったかどうか?でいうと、魔法使い物としては面白かったと思う。今となってはシリーズの第1作が20年以上前でそこそこ前の映画なのだけれど、映像表現は作り込まれていた。というか、魔法映画で映像表現が陳腐だと恐らく観るに耐えないと思う。
ただ、悪を倒して終わりなの?トム・リドルがなぜ闇の帝王になったかフォーカスしなくていいの?などなど物足りなさがあった。そこはまあ映画だからと言われたらおしまいなんだけど。ただ原作を読む元気はないかもしれない。

 

今はジョルジュ・サンドの評伝を読んでいる。はやく咳が治ってほしい……。