生存記録

食べたものや日記を書いています

11月12日 寒さ、気圧と戦いつつも文フリの余韻に浸る

寒い。寒いだけではない。なんなんだこの気圧の急降下は。朝一度起き上がったものの、結局頭痛薬を飲んでまた寝た。食事はできたので、暗くなるより前に家を出る。ずっと家にいると気が塞ぎそうだった。

カフェに入り、文フリで買った「無名の男性労働者 三人による往復書簡」を読む。まさか、私が大学時代にかじった社会学ニクラス・ルーマンオートポイエーシスの話が出てくるとは。どうやらこの企画は「文フリに申し込んだから、とりあえず往復書簡を書き始めてみよう」という「出すこと」ありきで始まったものらしい。書き始めればどんどん書かれていくだろうという予測どおり、三人がいくつかのトピックを投げかけ、キャッチし、また投げかけ…というラリーがつながっていった。作中で「肉声」という言葉があったけれど、心の中で考えていることが率直に綴られている印象があった。買ってよかったと思う。

「みんなもっと日記を書いて売ったらいいのに」を読み始めてしばらくしてから日常に戻る。そう、明日は旅行だから今日は冷蔵庫のものをある程度片付けなければならない。昨日作った鶏胸肉のハムに、レタスのサラダ(使い切ってほっとした)、チーズ、あとはパスタ。小松菜とネギは洗って切り、冷凍庫へ。納豆が残っているけれど、まあこれはなんとかなるだろう。

ZINEを作るためにずっとPagesで文章をいじっている。しかしそろそろ荷造りをしなければ……。それにしても、文フリはもっと事前に調べてエッセイジャンルをもっと買っておけばよかったな、と思う。はてなブログやXでちらほら気になるものを見かける。