生存記録

食べたものや日記を書いています

8月14日 世の中のすべての人に子宮と生理があったら…

今日は婦人科へ。子宮頸がんの検診と、子宮筋腫が大きくなっていないか確認してもらう。どちらも大事なことだとは理解しているけれど、この検査はもっと体に負担のないようにできないのだろうか。体の中をぐりぐりされるのが恐ろしくて、毎回椅子の肘掛けにしがみついている。普段診てもらっている腕の良い院長ではなく他の医師の方が担当だったせいか、痛い検診だった。辛い。

時々、世の中のすべての人に子宮と生理があったら、こんな世界にはなっていなかったんじゃないかと思うときがある。生理や排卵前後で休むのは当たり前になり、がん検診だって体の負担が少ない方法が解決されていたんじゃないだろうか?? 

生理休暇は存在しているものの、取得している人は僅からしい。

forbesjapan.com

 

取得のしづらさにあたって「生理休暇という名称でなければ」という声があるらしいけれど、それは一理あるかもしれない。自分が他人とは異なって体が不調を起こしやすい人間という印象を与えることはある気がする。

そもそも生理であることを知られる必要ってないんじゃないか?「調子がよくないので休みます」という汎用的な休み(それも突発的なもの)があってもいいと思う。そしたら男性も多少調子が悪いときは心置きなく休めるだろうし…。有給は少し増やしたところで会社は傾かない気がするし、そういう柔軟な休みを追加したらいいのでは。

そんなことを考えながら病院を出たあと、タリーズでコーヒーを飲んだ。Kindleを持ってきたので「新しい世界を生きるための14のSF」を読んだ。SFの短編小説がオムニバス的に読める本で、ピンとこないものもあれば、かちりと自分にハマる作品にも出会える。

SF的に考えるなら、ピルを飲まないと生活できないほど生理痛が重い人は超強力な薬を手に入れて一生生理痛とはおさらばできるようにするとか…そんな未来を望んでしまう。あるいは子宮を取り出して培養器に入れるとか。子宮摘出は現状、色々な副作用があるらしい。

私は5年ほどピルを飲んでいるのだけれど、いつ辞めるべきか時々考えている。