生存記録

食べたものや日記を書いています

11月29日 台南最後の夜

台南を去るのが寂しい。まさかこんなに好きになると思わなかった。

もちろん、歴史の残る街並みや、台北とは違った時間の流れを期待しては来たけれど、期待以上だったと思う。冷静に考えれば、急な宿の変更や風邪、バスの乗車に何度も失敗したりして、バタバタすることも結構あったのだけれどそれらを超えた「まあ、そういうこともあるよね…」という、のどかな空気感。これは台南特有の空気なんじゃないだろうか。名前も知らない人たちが優しく接してくれたことにも、心から感謝している。

今日は最後の夜なので、武聖夜市へ。麻辣鴨血という、アヒルの血の塊が入った辛いスープにラーメンを追加してもらう。アヒルの血は今回の旅で食べるようになった料理。見た目よりもずっと食べやすい。

麻辣鴨血のスープ

麻辣鴨血のスープ。結構辛い。



その後バスケットボールをゴールに入れるゲームをして、見事ぬいぐるみをゲット。ほくほくしていたら雨が降り始めてしまった。屋根のあるところに避難して、空を見上げながらやっぱり「まあ、こういうこともあるよね」と思うのだった。